こんにちは、今回はコーヒーの砂糖の量を減らすよう心掛けている
樽谷が担当させて頂きます。(ブラック飲めるように!)
さて、皆さんはどのように自身の番手ごとの距離を把握していますか?
今回はこの『番手ごとの距離の把握』についてお伝えします。
まず、前回お伝えしたアプローチの時と同様、キャリーとランを分けて考えるという事を
お薦めします。『〇番アイアンは△△△ヤードキャリー』といった具合です。
そうする事で、事前のイメージをより明確にできるからです。
キャリー距離を把握するためにポイントとなるのは、
グリーンを狙うショットの時で、
残り距離を表すヤード杭(木)、
スプリンクラー等に書かれている事がある残り距離表示
そして、ピッチマーク
です。
ヤード杭やスプリンクラー等に書かれている数字は、グリーンセンターまでの距離や、
グリーンエッジ(手前)までの距離を表しています。
これを使って残り距離を把握し、ショットした後、ボールが着弾した位置を確認し、
そのキャリー距離を把握するのです。
ある程度距離のあるショットで、直接グリーンにボールが着弾すれば、グリーン上に
ピッチマーク(着弾地点)がつきます。そのピッチマークから、グリーンセンターなり
グリーンエッジまでの距離を導き出して下さい(目測でヤードをだいたい正確に
測れるようになるまでは歩測できるとより良いです)。
直接グリーンに着弾しなかったショットは、確認できる範囲で着弾地点を確認し、
上記のようにグリーンセンターなりグリーンエッジまでの距離を導き出して下さい。
(女性の球は男性に比べて低くなりやすいですから、ピッチマークがつきにくいです)
あとはその導き出した距離を、最初の残り距離から引いたり足したりします。
こうするとキャリー距離を把握する事ができます。
ほんのわずかな風や傾斜で、距離は変わるので、1球打っただけでその番手の距離を
知ることはできません。
又、目標より右に行ったボールは飛距離がでづらく、目標より左に飛んだショットは飛距離が
出やすくなります。さらに、芯を喰うショットを頻繁に打つことは難しいので、
その番手の距離として採用してよいショットになかなか出会えない事も考えられます。
しかし、わずかな傾斜や風、どういう当たり、ショットだったかを振り返りながら、キャリー距離を
知ろうとし続けていけば、『軸となる番手ごとの距離』だけでなく、
『どの程度の傾斜や風、状況でどれぐらいの距離の変化が起きるのか』が分かる
ようになってきます。
ショットを打ち、次にショット(パット)する地点まで行った時、その次のショットの事だけを
考えるのではなく、打ったショットを振り返り、結果を自分の中にインプットするように
していきましょう。
ではまたお目にかかります。失礼いたします。
※ピッチマークは必ず直しましょう!