今回は大本が担当します。
昔から腕の形は、三角形が良いといわれますが、
本当にそうでしょうか?
左下の写真のように関節は交互に動く仕組みに
なっています。
肘を伸ばしてしまうと、自然に手首と肩関節が
動き過ぎてしまい、手首でこねたり、手上げの原因に
繋がります。スムーズに動きずらくなり、再現性が少なくなって
しまいます。
特にパッティングでは右下のように腕にゆとりを
作ることで手関節と肩関節がロックしてくれるので
自然に肩甲骨が動かしやすくなります。
アドレスで自分に合ったセットアップをすることで、
以下の効果が見込めます。
〈運動性と安定性の効果〉
・肘の可動域が広がれば、手首と肩関節は
ロックされるので体幹のイメージができる。
・腕を五角形にすることで、手打ち、腕打ち
が減り一体感のストロークが生まれる。
・構えの時点で動かす場所と、安定させる場所が決まるので
ストローク中の意識する要素が減る。
もちろん、ショットも腕五角形の形を作ることが大切です。
腕三角形でストロークする選手もいますが、
股関節が流れる原因にもつながるのでおすすめしません。
五角形といってもの肘の幅は狭い方が合う選手と広い方が合う
選手と個人差があります。
肘の幅を調整しながらご自分に合ったスタイルをみつけ出して
ください。