メリークリスマス(^.^)今回は樽谷が担当させて頂きます。
冬のラウンドはコースの芝が薄く、より質の高いインパクトが求められます。
ダフりやトップなどのミスが多くなります。
そこで、ダフった時にしてもらいたい作業が『ダフった痕跡を見る事』です。
ダフった痕跡はそのスイングで起こったことのヒントを与えてくれる事があります。
例えば、左から右に曲がる球が持ち球(アウトサイドインのヘッド軌道)の人が、
ダフった痕跡が目標方向か、目標よりも右方向を指していたら、
『右向きの構えになっていた』可能性が考えられますし、
右向きの構えにはなっていなかったとしたら、
『インサイドアウトのヘッド軌道になっていた』事が考えられます。
このように〝ショットの痕跡〟を見ることでより的確な〝自己分析〟をしやすくなります。
自身の感覚に問いかけて〝自己分析〟をする事ももちろん大切ですが、真実と感覚を近づける為にも、
どういうスイングをしたかの情報源になるものはできるだけ取り込んで行きましょう。
次のショットの地点に向けて歩き出す前に、後方から〝ショットの痕跡〟を確認して下さい。
見えてくるものがあるはずです。
これは、ダフった時だけでなくグッドショットをして芝が削れた時(ボールより目標方向の芝が
削れた時)も確認すると良いでしょう。
グッドショットになるべくしてなったショットなのか、良い方に何らかのアクシデントが発生
してグッドショットになったのかが分かりやすくなります。
以上、『ショットの痕跡を見る』でした。
それでは皆様、よいお年をお迎え下さい。