前回のブログの続きです。
前回のブログは下記からご覧ください。
胸椎を回旋できるバランスの良いアドレスというのは、アドレス時の下半身の安定感に繋がってきます。
前回のブログで書いた「胸椎を回旋しやすい背中から腰にかけての状態」にすることで、バックスイングでスウェーしたり、ダウンスイングで体が右に傾きにくくなります。
「地面を踏む」とか「踏み圧」などのキーワードを見たり聞いたりしても、ピンと来なかったり、土台を安定させて構えてるつもりなのにまわりから「もっと踏ん張って」とか「構えた時下半身安定させて」と言われている人は、下半身の状態だけでなく上半身の状態もチェックしてみて下さい。
前回のブログにある、
よりも、
に近い方が、地面を踏んでいる感じが強調され下半身を安定させられる事を実感できると思います。
上の写真のように「背中から腰にかけて丸みを大きくしても下半身安定してる」と感じてる人や、下半身を安定させているつもりなのに、まわりから「もっと安定させて」と言われる人は、下半身の力で安定させているのではなく、上半身の重量で下半身に圧がかかり、「安定してると感じてしまっている」事が考えられます。
こういう状態だと、上半身が回転し、上半身の圧がかかる方向が変わると、土台がもろくも崩れ去る事になってしまいます。
よって、前のブログで述べたように、胸椎、腰椎の回旋の為だけでなく、上半身の動きを受け止め、コースに出た時あらゆる傾斜で下半身を安定させる為にも、バランスの良いアドレスが重要なのです。