今回は大本が担当します。
ご自分に合うパターを探すときに実は盲点になるのが
ロフト角です。形状や重さ、長さ、バランスなど考える方は
多いのですが、「ロフト角が何度が良いか?」
という質問はあまり受けたことがありません。
なぜロフトが必要なのでしょうか?
質問すると以下の内容の話をよく聞きます。
・ハンドファーストが意識できる。
・左サイドの意識が作りやすい。
・パターにロフトがあるのを知らなかった
・有名なパターメーカーのロフト角が3度~4度が多いので、なんとなく使っている。
・感覚的に打ちやすい
その他いろいろ答えはあると思いますが、
ロフトが必要な原理を知っておきましょう。
ロフトが必要な一番の理由は、グリーンのように短く芝を刈ってある状態でも
ボールは沈んでいます。0度の角度でボールが打ち出されると
芝の抵抗がかかってしまい転がりが悪くなります。
芝の抵抗がかからないように、パターでも打ち出し角が必要になります。
理想の打ち出し角は個人差によりますが、2度前後がおすすめです。
一般的に市販されている、パターのロフト角は3度が多いですね。
ロフト角がついている分、ハンドファーストで構えることで、
適正になるように設計されています。
3度のロフトの場合約2.5度ハンドファーストにすることで、
適正のインパクトのロフト角(0.5度)に近づきます。
下の写真のように、
①フェース面が見え過ぎるとロフト通りの構えになり、
ボールを打つと跳ねやすくなります。⇒注意が必要
②フェース面がぎりぎり見えるように、
ハンドファーストで構えることでロフト角を少なくして構えると
ボールの転がりが良くなる。⇒おすすめ
個人差にもよりますが、適正のロフト角を見つけ出すには、
ご自分の適性のハンドファースト角を見つけ出すことが大切です。
もちろん、ショットと合わせないといけないのでパターだけ極端に
ならないように注意してください。
理想のパターを是非、見つけ出しましょう~!