今回はPGAマニアのフジモンが担当致します。
前回のブログではタイガーウッズのスイング改造の話題について書きましたが、
今回は昨年スイング改造が大成功し大活躍をした同じB2タイプでもあり、
個人的にも大ファンのリッキーファウラー選手のスイング改造について解説していきます。
リッキーファウラー選手は個性豊かなスイングでファンサービスもよく、ウェアセンスも抜群、イケメンでアメリカでも非常に人気の高い有選手です。
実はおじいさんが日本人なんですね~。ん~かっこいい!
その背景にリッキーはゴルフを初めてから誰にも教わった事なく、本能のままクラブを振ってきた選手の1人でもあります。
海外はこういった傾向の選手が数多くいます。
そのリッキーがコーチについて一からスイングを見直そうと決断したわけですから、相当な覚悟があったと思います。
コーチは元タイガーのコーチでもあり、今はアダムスコットやフィルミケルソンなど有名選手を指導している、ブッチハーモンです。
リッキーがブッチハーモンの指導をうけ、
今までの個性豊かな動きからよりシンプルなスイングになり、
見た目の動きも大きく変わりました。
改造したての頃は成績がでずに、周りから個性がなくなった、スイングをいじりすぎなど、批判されていましたが、
シーズン中盤にはいり、
めきめきと効果が現れ、2014年は結果、大きく飛躍した年でしたね。
何が言いたいかと言うと、スイング改造は決して簡単なものではありません。
今までの感覚を変える事は箸の持ち方を変えられるようなもので、初めは違和感だらけです。
当然違和感がある内はミスショットも多くなりますが、動きに慣れてくると、
違和感もなくなり、力も抜け、リズムの良いスイングになり、徐々に結果が出始めます。
新しい意識はすぐにはなかなか実践は難しいです。
人間が赤ちゃんのよちよち歩きから、立って歩けるようになるまで、何度も倒れ失敗してきたはずです。
すぐに歩ける人はいませんよね?
それと同じようにスイング改造は焦らずすぐ結果を求めず、
何度も動きを繰り返そうとする根気強さが必要になります。
今はゴルフはシーズンオフなので春先までにスイングチェンジできる期間でもあります。
この寒い時期に少しずつの変化を感じながらスイング改造を楽しんでおこないましょう(⌒▽⌒)
次回のブログではファウラー選手が具体的にどの部分が変わったのかを解説していきますのでお楽しみに。