今日はフジモンが久しぶりに、PGAツアーの最新情報をお届けします。
個人的にも昔から大好きなタイガーが帰ってきました。
ここ数年は怪我に悩まされ、良い結果は出せませんでした。
タイガーは数年おきにコーチを変える事で有名です。
スポーツ界でこれだけのトップ選手では珍しいことではあります。
過去に、
ブッチハーモン
ハンクヘイニー
ショーンフォーリー
そして今年の終わりにまた新たな四人目のコーチに就きました。
クリスコモです。
タイガーはそれだけストイックで、常に進化しようと、いろんなコーチの意見を聞こうとするんですね。
あれだけの選手ですからすごい事です。
言い換えれば、タイガーですら自分がどう動いているかが分からなくなることもあるんです。
スポーツには主観の事実、客観の事実があり、
客観視できる第三者の存在が必要だという事です。
それだけゴルフは自分自身で動きをコントロールするのは難しい事なんですね。
タイガーほどコーチが変わる度にスイングが大きく変わる選手はいないと思います。
映像を見てこれだけ変わるということは、本人の感覚の中では全く違う事をやっている感覚なはずです。
タイガーのNEWスイングを見て分析すると、
まずアドレスが大きく変わりました。
前傾角度が以前よりかなり浅くなり、手首の角度も浅くなっています。
コーチがショーンフォーリーの時は、かなり前傾が深いですよね。
新しいアドレスを見ると、スイング中、腰への負担がかなり軽減されます。
前傾が浅くなり、手首の角度も浅くなった事で、
スイング中の重心移動がスムーズになり、手元の運動量も減り、
より無駄な動きが減り、
4スタンスで言うとA2らしいシンプルな回転運動になっています。
タイガーの癖でもあった沈み込みもかなり減り、インパクトゾーンでのクラブの抜けがスムーズになっていますね。
アドレスを変えるだけで、その後に使う筋肉も変わります。
要はゴルフはアドレスがかなり重要という事です。
お客様のレッスンでもアドレスを変えるだけで大きくスイングが変わり、結果どんどんスイングが良くなると言っても過言ではありません。
みなさんもスイングする前にアドレスにもっと意識を高めてみて下さい。