こんにちは、暑くなってきましたね。コースに出るときは熱中症対策をお忘れなきように!
さて、今回のタイトルは「アドレスと腰椎、胸椎」です。アドレスのバランスの良し悪しと腰椎、胸椎の回旋を絡めて述べたいと思います。
腰椎とは背骨の下部あたりにあります。胸椎は背骨の中部あたりにあります。
まず下にあるAとB、2つの写真を見て下さい。(2つとも左手でクラブを杖代わりに持ち、右手を後頭部に当てています)
【A:背中から腰にかけて丸みのない状態】
【B:背中から腰にかけて丸めた状態】
次に、AとBそれぞれの状態から、目線を下に向けたまま右肘を持ち上げ、胸椎を回旋させた時の写真を見てください。
【A:背中から腰にかけてに丸みのない状態からの胸椎回旋】
【B:背中から腰にかけて丸めた状態からの胸椎回旋】
Aの方が大きく胸椎が回旋され、Bの方が胸椎の回旋が小さい事が分かりますか?皆さんも試していただくとよりはっきりと分かると思います。
これは、背中の丸みが大きいと「腰椎」がロックされ「胸椎」の回旋度が小さくなってしまう事が原因で差が出ます。
腰椎の回旋の目安は意外に小さく「5度」と言われていますが、その5度すらも使えないのです。
よって「スイング中のスムーズな体の回転」を得る為には「十分な胸椎の回旋が得られるアドレス(構え)」が重要になります。
上達するためにはチェックし続けたいポイントです。
補足として、「胸椎のストレッチ」に焦点を絞る場合、「あえて背中から腰にかけてを丸めてストレッチ」というのもアリです。
丸みを作ってからの~
右肘持ち上げ胸椎回旋!!
「え?動いた?」と違いが分かりにくいかもしれませんが、本人一生懸命です。胸椎にかなり刺激がいっています(笑)
腰椎の回旋を最大限生かせる状態にした上で、胸椎の回旋を大きくできれば、より「ダイナミック」と「バランス」を高いレベルで両立できることになりますからね。
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