最近トレーナーの助言により、前ももの筋膜リリースにはまっている樽谷です。ただの趣味としてではなくゴルフスイングの為にです。あしからず。
さて、「今のスイングテンポはやかった」と感じたり、同伴プレーヤーから言われた事がある人は多いのではないでしょうか。
特に切り返しでは、ゆったりとした方が安定感が増すので“はやい”は回避したいところです。
しかし、腕のさじ加減でゆったり感を作り出そうとしても限界があります。腕のさじ加減で「このぐらいのテンポで~」と、そのゆったり感を安定させることは難しいのです。
ではどのようにすれば、ゆったりとしたテンポを安定させることができるのでしょうか。
それは、体幹主動です。
体幹でスイングをコントロールするように徹底することで自然とゆったりとしたテンポになります。逆にはやいテンポにできない……
とはいうものの、「体幹にクラブをリードさせるってどういうこと?」と疑問に思う人は多いと思います。特に女性は体幹に意識が行きにくいですからね。
そこで、体幹使ってる感を体感できる(ダジャレではありません……)ドリルを1つ紹介します。
①水が入ったペットボトルなど何か重さのあるものを体の正面で持つ(写真は2kgのメディシンボールです)
②ボールを動かさずにお腹を右に回転
③ボールを動かさずにお腹を左に回転
是非実際にやってみてください。
そして、このドリルをした時に使ってると感じたところを使って、クラブを持ってスイングしてみて下さい。はやいテンポにはなりにくいはずです。
繰り返しになりますが、腕のさじ加減でゆったりとスイングしようとしても、安定してその“ゆったり”にはなりません。使うべき筋肉を使ってバランス良くスイングできれば自然と、勝手に、意識しなくても(しつこい!(笑))、ゆったりテンポになります。
体幹主動をマスターしましょう。